Shooting Stars

ペルセウス座流星群は、とても観察しやすい流星群だ。僕は 毎年、たくさんの流星を観察している。


流星を観察するときに大事なのが明るさだ。暗ければ暗いほどよいということである。本当は車を走らせて山へ上り、真っ暗な環境を探すのが一番よいのだけれど、僕は熱心な観測者じゃなかいから、近くの田んぼの空き地に毛布を敷いて、そこに寝そべってやる。晴れていれば、1時間で10個くらいは観測できる。よく最も観測しやすい日というのがあるが、別にその前後でも観測できる。ただただ寝そべって、目を凝らせばいいだけなので、みなさんにお勧めする。12月にはまた観測に適した日があるから、ぜひ一度。


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Prize

 村上春樹の「像の消滅」の英語版を読んだ。日本語の対訳があるので、英語を読んでは日本語を読み、日本語を読んでは英語に戻るという読み方をしたので、日本語の表現と英語とを比べるのがとても面白かった。

 同時にとても驚いた。もちろん日本語をそのまま英語にできないのは理解できるが、フレーズを訳さずにすっ飛ばしたり、フレーズの順序を変えたり、文の順序さえ変更したりしていた。段落の区切り方を大きく変えていたりしていることがわかった。こうまでしないと、英語流儀の文章にならないのだ。あーなんと大きな言語文化差異なのだろうかと、改めて認識した。

 英語版でも彼の本が売れるのがわかる気がした。英語版には日本版の小説が持つ雰囲気が壊れている処はあるのだけど、逆に英語的なユーモアを伴っていたりする。書くときに英語を意識して書かれたとは思わないが、少なくとも脳の一部が英語脳になっているのだろうと思う。だからこそ、英訳でもテーマはずれないのだろう。アメリカやカナダやドイツやスウェーデンやオーストラリアやイギリスやポーランドやスペインで売れるのだ。

 村上君、焦らずに、ま来年もあることだし。


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Moon

 先日、初めて観月会なるものに参加しました。京都に居ながらこれまでそういう行事に参加していなかったので、これからは少しずつ参加したいと思います。

 僕が訪ねたのは神泉苑です。船上でお茶と月見団子でお月見という、なんと風流な!チケットは4時から販売。3時半ごろ行くともう10人ほど並んでいましたが、150人限定ということだったので楽々チケットを購入。しらばらくお茶して日没を待ちました。

 7時過ぎから雅楽演奏があるということで楽しみにしていたのですが、行くと、雅楽ではなく、可愛らしい女性の歌会でした。僕の勘違いというか、思い込みですね。平安のころの歌から祇園小唄、子守唄、河内音頭、そして最後は涙そうそう。ちょっと違うんじゃない?とも思いましたが、たっぷり1時間、彼女の歌声を楽しみました。

 いよいよ船に乗りに船着き場に行くと、お坊さんが手を合わせて、すみません、チケットの数とお茶を用意する数が食い違ってまして、団子がなくなりまして、(おいおい)つきましては、お舟に乗っていただくのですが、返金させていただきます。お茶なしで月見か~い。


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